REASON「なぜ矯正歯科で働くのか」聞いてみました
歯科衛生士
なぜ、働こうと決めたのか?
私自身が歯並びが悪く矯正で治したいと思っていたので、矯正歯科に興味を持っていました。矯正の授業は専門的な言葉も多く難しかったのですが歯が動いていくということ、実際の矯正歯科での業務内容などを知ることができなかったので詳しく知りたいと思い矯正歯科専門で働こうと思いました。
一般歯科との違いは?
治療のアシストというのが少なく、患者さんに対しての問診、ワイヤー交換、説明など衛生士が1人で行う業務は多いと思います。その分1人の患者さんに接する時間も長く、いろんな話が聞けたりして楽しい時間も多くあります。術前写真が保管してあるので歯並びの変化がみてわかるのでこちらまで嬉しくなります。治療以外にも資料整理なども多いですが、多くの症例を見ることができ、そこから専門的な知識を学んだりする事ができます。
実際に働いてみてどうでしょうか?
歯並びについてもそうですが、歯周検査やTBIなども行うので幅広い知識が必要になります。その点では大変だと思いますが、知識のアップデートはどんな仕事についても必要なものなので矯正歯科専門だから勉強が必要ということはないと思っています。
実際わからないことや疑問に思ったことは院長にすぐに質問できる環境にあるので分からないままということはありません。
子供の患者さんも多くいらっしゃいますが、成人の方も増えて来ているので幅広い年代に対応できるスキルが必要だと感じています。
魅力や「やりがい」について
患者さんの歯並びが綺麗になっていく過程を見ることができ、一緒に話をしたり喜んだりできることが1番の魅力だと感じています。そして患者さんが自分の話をしてくれる時も嬉しく楽しいです。患者さんの生活に添った方法の提案など院長と話し合うことで私も矯正歯科医院の一員として治療に携わっていると感じることができます。
一般歯科でしか働いたことのない歯科衛生士さんへのメッセージ
一般歯科に比べてプライヤーなど覚えないといけない物が多いので大変!と聞いたことがあります。確かに使用するプライヤーなどは多くありますが、形と用途を組み合わせて覚えると簡単ですし、よく使用するものはわかってくるのでそんなに大変ではないと思います。1人の患者さんと向き合う時間も期間も長いので歯並びが治っていく過程を一緒に感じられる楽しさや、装置を外した時の患者さんの笑顔が忘れられません。初めは笑顔に自信がなかった患者さんが口を開けて笑って喜んでくれる姿が嬉しいです。